仕入れ判断について解説していきます。
ここでは商品価値の把握の方法を
記載していきますので、
仕入れ時に役立ててください。
ランキング
仕入れを判断する際に
最初に目にするポイントというと
ランキングです。
アマサーチなどの価格比較ツールを使うと
目につきやすい部分でしょう。

↑
四角で括った場所がランキングです。
ちなみにランキングはあくまで
【目安】と考えてください。
ランキングは高ければ高いほど
売れている数が多い可能性があります。
古本せどりで言うと
おそよ1位~70万位くらいまでは
そこそこ売れている形跡のあるものが
多いですが、
必ずしもランキングの数字と
比例してるとは限らないので注意しましょう。
全く売れていないのにランキングが
高く表示されるケースもあるので
紹介していきます。
売れた瞬間にリサーチした場合
商品がAmazonで販売された直後は
瞬間的にランキングが上がっている場合もあります。

売れた瞬間はランキング25万位と表示されます。
しかし、ランキング150万位前後の
ほとんど売れていない商品が
一個売れたことによってランキングが上がっている
場合もあります。
このような売れたタイミングで
リサーチすると
ランキングが高くても
全く売れていない商品だった
という場合もあるので注意しましょう。
洋書、雑誌のランキング
洋書や雑誌の場合
ランキングの数字は当てにならないので
しっかりと相場をチェックしましょう。
通常の本カテゴリーの商品で
6万位のもの


このような売れ行きですが、
洋書の場合同じような10万位以内の本でも


このように全く売れていません。
また雑誌の場合雑誌特有のランキングがあります。
このように普通の本より高いランキングで
表示されますが、


このように190位代にも関わらず
数個しか売れていない場合もあります。
雑誌と洋書はそもそもランキングが
当てにならないので
グラフを見て判断しましょう。
ランキングが低いものでもチャンスがあるもの
ランキングが低くても
利益が取れる可能性のあるものも
存在します。
例1 出品がしばらくない場合

※↑期間は一か月で表示
このように出品がないと売れることもないので
ランキングはどんどん下がっていきます。
しかしグラフの表示を広げてみると

※↑期間は一年表示
実際には出品されていたころに
コンスタントに売れていた場合もあるので
大きく価格差があるものは
ランキングが低くても
チェックしてみましょう。
適正相場を探す
リサーチ中に現在の最安値が19800円の本を見つけたとします。
このように19800円では売れていませんでした。

期間を延ばしてみます。

5000円代では売れている場合もあります。
特に古い本などで出品数の少ない本は
ほぼ売れない値段でずっと放置されいてる
こともあります。
値段を下げれば売れるものもあるので
適正相場を探してみましょう。
ちなみに、買取業者のように
一冊数十円で仕入れをしている
業者の場合、売れない値段で放置していても
キャッシュフローに問題はありませんが、
せどりレベルの利益率だと
キャッシュが回らなくなるので、
同じような在庫の管理の仕方は間違いです。
しっかりと売る意識を持っていきましょう。
相場をチェック
実際に相場をチェックしていきましょう。
価格のグラフとランキングのグラフを見て
その商品の価値を見て行きます。
ちなみに、
商品の価値と現状の値段は
ズレていますので、
頭の中を整理しましょう。
私たちが参考にしたいのは
あくまで、現状の値段ではなく
〇〇円ならば買う人がいる
という商品の価値なので
意識してみてください。

商品の価値を探っていくときに必要な
情報は、売れているタイミングの価格です。

ランキングの波形を見て、売れている場所を
ピックアップしましょう。
※詳細な価格や期間を見たい時はグラフ上に
マウスポインタを合わせたりスマホでタッチすると
表示できます。

おおまかですが
4000~6000円のところで
購入者がいるということですね。
売れている価格がわかったら
今度は横軸の期間を見てみましょう。

大体4000円~6000円位ですと
2か月以内くらいに売れるのがわかりますね。
当たり前のことですが、
安ければ早く売れて
高ければ売れるのは遅いです。
グラフや数字などデータ量が多いと
余計なことを考えがちですが、
この商品は
4000円~6000円だと2か月以内に
売れている商品価値がある
ということです。
しかし、商品の需要は
変動していることも理解してください。
昔は欲しいと思っている人が
多かったとしても、
全体的にに時間がたつにつれて
必要とする人は減っていくケースがほとんどです。
あくまで過去のデータをもとにして
未来を予測するためのものだと思ってください。
新品の出品がある場合の中古の販売個数
keepaのランキンググラフは
売れたタイミングで波形が波打ちます。
しかし、注意しないといけないのが
新品が売れても中古が売れても
波形が波打っているということです。
どれくらい違いが出るのか見ていきましょう。
新品(Amazon出品あり)の商品は
グラフがオレンジ色になります。

中古で販売する場合は
中古が売れている個数を把握しなければ
いけません。
売れているものの中で
中古はどれくらいの量が売れているか
チェックしてみましょう。
おすすめのツール
キーゾンで販売個数を表示することができます。
導入方法はこちらキーゾン
このように表示されます。

このように表示されます。

四角で囲んだ部分を見てみると
1か月で全部で20個売れている内
中古の販売数は6個というのがわかります。
※あくまで目安の表示ですので
100%正確な数字ではありません。
およそ3個に1個中古品が売れていますね。
ですがこの個数は
新品に対しての中古の価格によって
変動するので注意してください。
単純に考えてほしいのですが、
新品が1000円で
中古が990円だったら大抵の人が
10円高くなっても1000円で新品のものを買いますよね。
しかし、新品が1000円で中古が500円で
あれば、中古でもいいという人が
増えますよね。
そういった購入者の行動なども
意識して予測してみるといいでしょう。
細かい話をすると商品の特徴ごとに
変わってきますが、
大まかに言うと
新品に対して中古価格が丁度半額の場合
全販売個数に対して半分くらい
中古が売れるものが多いです。
新品に対して中古の価格が
半額より高い値段だと
中古の売れ行きは
全販売個数の1/2以下
新品に対して中古の価格が
半額より低い値段だと中古の売れ行きは
全販売個数の1/2以上
ざっくりとした目安ですが、
覚えておきましょう。
状態差の概念
中古品を販売するに辺り
状態により価値は変動します。
Amazonで販売する場合
新品
ほぼ新品
非常に良い
良い
可
と大まかに5つのコンディションで
購入者さんにわかりやすいように
表記されています。
まずはAmazonが規定する
コンディションガイドラインを
覚えておきましょう。

ISBNコードとは
バーコードの下に表記されている
9784~
や
裏表紙に書かれている
48~~
などの数字です。
古い本になると
これらの表示がないものがあるので、
古書専用のガイドラインが示されてます。
古い本と現行のもので
コンディションガイドラインが
分かれるという事です。
ここのガイドラインは
最低限Amazonで販売するのであれば
守っておきましょうというラインです。
ですが、
実際には商品一つ一つで
かなり多様なコンディションのものを
扱うことになるので、
最低限のガイドラインの中でどのように
商品を説明していくか?
というのが重要になってきます。
例えば
よくありがちなことですが、
書き込みがある場合
コンディションは厳し目につけて
『可』で出品すれば
クレームが少なくなる
といった見方もあります。
ですが、もう少し深堀して考えて
いくと扱い方も少し変わるので
考えていきましょう。
実際のAmazonのコンディション
ガイドラインを見てみると
書き込みのある本は半分以下の
ページの場合良いで出品しても
大丈夫という規定があります。

書き込みがあっても
『良』で出していいという
ルールであることを覚えておきましょう。
実際に商品を扱っていると
このようなケースにしばしば
遭遇します。
文字による書き込み
マーカーのみの書き込み
更にそれが多数あるか
ほんの数ページしかないか
など多様になってきます。
これは個人の感覚による部分も大きいので、
想像しながら考えてみてください。
参考書などを買って読む場合を
例にしてみましょう。
参考書の場合
解答を書き込むタイプの本
と
解説だけが書かれている本
で分けるとわかりやすいです。
解答を書きこむタイプの商品の場合、
解答が既に書き込んである場合は
価値がなくなってしまいます。

逆に解説だけが書かれている本の場合、
解説部分が読めて、
ほんの数ページマーカーが
引かれているような状態の本であれば、
その商品の価値を著しく下げることはありません。
購入者が実際に手にした
時の気持ちを考えてコンディションの付け方や
商品の説明をしていきましょう。
解説のみの本で、
ほんの数ページマーカーがひかれている場合
コンディション良
説明文に
ほんの数ページマーカーが引かれています。
と表現することで、
購入者には
「少しマーカーが引かれているだけで、
状態は悪くない」
という表現が出来ます。
購入者はおそらく商品を選ぶ時に
①コンディションの5大評価を見てから
②細かい説明を読む
という順で購入する商品を選ぶので、

最初の時点で自分の商品が選ばれる
対象になる可能性が上がります。
逆に数ページ書き込みがあるとはいえ、
解答を書き込むタイプの本の場合
著しく価値は下がるので、
商品説明文に書くことはもちろんですが、
自分の商品が選ばれなくなる可能性も
高くなります。
購入者目線で考えるとこういった商品は
可で出品する、
もしくはそもそも仕入れしないという
選択肢も考えておきましょう。
たまに、出品説明文を読まずに
購入するお客様もいますが、
自己発送であれば納品書に商品説明文は
記載されているので、
行き違いがあればメッセージで説明しましょう。
それから
『非常に良いやほぼ新品のものは
高く売れる』
と思いがちですが、
基本的には
状態が悪いものが相場を下げていて
普通レベルのモノが状態の悪いモノより
高く売れている
というものを最安値より
高く売れるものと考えた方が
うまくいきます。
商品価値で考えると
解答を書き込むタイプの本が
書き込みだらけだった場合
ほぼ価値はありません。
その中で普通の状態であれば
間違いなく高く売れます。
しかし、
コンディション『良』のライバルセラーに対して
『非常に良い』の自分の商品を
高く売ろうと思っても

この購入者の中の
何人に一人
良よりも非常に良いを
選ぶ人がいるか?
というのを想像してください。
特にビジネス書などの
『とりあえず読めれば良い』
というタイプの本の場合
どちらもある程度問題なく
読めるのであれば、
非常に良いにした出品物が
選ばれる可能性は低くなるので、
高く売れたとしても
回転は遅くなります。
するとキャッシュフローの
悪化につながるので、
注意してください。
こういったことも含めて
購入者目線で考えるといいですね。
あくまでAmazonのコンディション
ガイドラインを参考に行ってください。
では、実際に仕入れ時に
どのような流れで判断するか
書いていきます。